インパクトのあるレイアウト

  • インパクトのあるレイアウトにしたい

レイアウトにインパクトが必要になるのは存在を強く主張したい場合といえます。見る人に存在をアピールすることは見慣れないもの、目立つものにすることが重要です。

  • 見慣れない色や構図、形

視覚的なインパクトは①配色②形③トリミングや構図の3つの要素をもとに考えるとよいでしょう。例えば、蛍光のイエローやピンクは自然界でもあまり見慣れない色なので、目を引きます。星形や、爆弾マークは形に突起があり、刺激的です。写真やイラストは題材を大きくトリミングすると迫力が出て、強い印象を与えます。どのような場合でも見慣れた色や形、構成では強い驚きや印象を与えられません。見慣れないもの、非日常的な色や形、構成が視覚的に強い衝撃となって、レイアウトにインパクトを生みます。日常的でない物事や風景の写真、例えば、氷山や砂漠の風景は見る人に非日常的な空間を伝えて印象に強く残せます。Photoshopなどの画像編集ソフトを使えば非現実的な光景を作り出せますが、見る側が作り物とわかると、インパクトを与えるのは難しいです。実際に起こった出来事をとらえたドキュメンタリーや偶然とられた写真、ユーモアのある写真のほうがインパクトを残しやすいでしょう。

  • TPOを考える

インパクトを出すときの注意点は、目的やターゲット層にあった表現であるかどうかです。例えば爆弾マークはスーパーなどのチラシで多く見られ、価格の安さを強調する目的で使われます。では高級なバイオリンのカタログに爆弾マークを使うとどうでしょうか。インパクトは与えるかもしれませんが、価格ばかりが目立ってしまい、訴求したい内容とはずれてしまいます。

TPOをしっかりと考慮し、インパクトばかりを求めすぎてみる人に不快感を与えないように注意しましょう。

  • 補色によるインパクト

例えば全面がピンク色に囲まれている人には刺激にはなりません。逆に黒一色が前面に配色されたレイアウトのほうが、印象に残るはずです。このようにインパクトでは他であまり見ないという点が重要になるため、ターゲット層をよく把握する必要があります。

すべての人に強い刺激を与える色の組み合わせもあります。それが補色です。色相環で180度位置関係にある補色の組み合わせは色の対比が強く、見る人に強い刺激を与えます。特に彩度の高い色で組み合わせると、資格に強く影響して目立ちます。また、高彩度の色は目を引きやすいので高彩度の色だけで組み合わせた配色も人の注意を強くひきます。

  • タイポグラフィによるインパクト

見慣れたウエイトの文字と異なる太さでインパクトを与える方法もあります。極端にウエイトが違う文字は他と比べて目立ちます。細いウエイトでは視覚的な強さに欠けるので、衝撃を与えるには太いウエイトがいいでしょう。

特に極端に太いウエイトは注目を集めて、強く印象に残ります。太いウエイトで作るインパクトはポピュラーなレイアウト手法で、たびたび流行します。流行している間はいろいろなところで見かけるので、見慣れてしまい、インパクトが若干弱くなってしまうこともあるかもしれません。

ただし、原則として極端に太いウエイトの文字はほかの文字に比べて強く目立つ点は変わりません。